世界的に大流行し、私達の暮らしを一変させた新型コロナウイルス。
大多数の方は、2020年に初めて「リモートワーク」という働き方を経験されたのではないでしょうか。
このブログを執筆しているYuzuこと、私もそのひとりです。
最初は本当に仕事が回るのか不安に思ったり、オフィスで同僚に会えない寂しさを感じていましたが、だんだん慣れてくると・・・
- 朝も夕方もゆっくりできる!
- 満員電車の通勤もない!
- 忙しい時に邪魔されることもない!
- 仕事の合間に家事もできる!
これはもしかしなくても、「自分の時間」を大事にできる、最高の働き方なのでは?!と気付きました!
会社にもよるとは思いますが、私の会社は実家など遠方からのリモートワークもOKでした。
少しコロナが落ち着きを見せ始めて、フライトが復活し始めると、外国人の同僚たちはこぞって実家のある海外へと・・・!なんて羨ましい!!
とはいえ、コロナも一応の収束を見せた現在、多くの会社が出社を促していますよね。
慣れてしまったリモートワークから、通常の出社生活へと戻るのはなかなか大変なもの・・・。
それなら、いっそのことフルリモートワークが可能な仕事に転職してしまえばいいのでは?
しかもリモートワークが可能なら、旅先から仕事することだって、海外から仕事をすることだってできるよね?
と思ったのが、デジタルノマドについて調べ始めたきっかけです。
そもそもノマドビザって何?
海外に観光で滞在するなら「観光ビザ」(日本は2023年現在、69ヶ国にビザなしで短期滞在できます)、学生として滞在するなら「学生ビザ」、お仕事なら「就労ビザ」、とビザにも色々種類がありますね。
「ノマドビザ」は比較的新しくできたビザで、フリーランサーとしてリモートワークをしながら各国を旅する方々=ノマドワーカーは、それまでは観光ビザやワーキングホリデービザを利用していました。
ただ、ワーキングホリデービザは1〜2年で30歳前後までしか利用不可(国によります)、観光ビザの場合は長期滞在は不可能で、ノマドワーカーは各国を転々としながらそれこそ語源となった遊牧民のように生活していました。
ところが、SNSが発達し、リモートワークやWeb上で全てが完結する仕事の種類や携わる人が多くなってきた現代、特にコロナのパンデミックを経て、デジタルノマドワーカー向けのノマドビザを発給する国が増えてきました。
そうです!30歳を超えてしまいワーキングホリデーもできず、仕事がほとんどできない学生ビザは金銭的に躊躇われる私たちにも、海外に長期滞在しやすい選択肢ができたんです!
場所に囚われない働き方が一般的になってきたことで、ノマドビザを取得する人はこれからますます増えることでしょう!
こんな方にオススメ!
- 30歳以上でワーキングホリデーができない
- 学生ビザはお金がかかりすぎる上に稼げないから躊躇う
- 就労ビザのサポートを受けるのはハードルが高い
- 既にWeb系のフリーランスの仕事をしている
ノマドビザの取得条件
ノマドビザには、各国で異なる細かな条件があります。
ただほとんどの国でのボーダーラインは以下のような条件となります。
状況は刻々と変わりますので、さらに詳しく知りたい方は、各国にある日本大使館のHPやビザ関連のHPを調べてみてくださいね。
- 毎月の安定した収入を証明するために、最低ラインの収入額や取引実績などが決められている。(国外からの収入のみだったり、国内の収入も含めたりと国により様々です。)
- 滞在国での住所を持つこと。
- 滞在国で有効な保険の加入。
ノマドビザに向いている職種
じゃあ一体、どんな職種が向いているの?と思いますよね。
第一に、Web上で全てが完結する職種であることが望ましいでしょう。
Webミーティングがしょっちゅうあるような場合は、時差が少ない国を選んだ方がいいですね。
第二に、ある程度の収入が見込める職種である必要があります。
これは国にもよりますが、毎月、大体30万以上~40万以上が稼げていることが大事です。
Web系のフリーランスの場合、月の収入額が大きく変わることがありますが、平均してそれくらいの収入がない場合は、そもそも申請資格に満たずビザの取得も難しくなります。
下記に向いている職種の一部を載せましたので、参考にしてみてくださいね。
- エンジニア
- プログラマー
- Webマーケター
- Webライター
- Webデザイナー
- 動画編集者
また、この他にも、例えばドイツにはフリーランサーを対象としたFreiberuflerというビザがあり、多様な職種が含まれるビザとなりますので、こちらのページを参照にしてみてください。
国ごとに対象となる職種や条件が変わってきますので、行きたい!と思う国やエリアに焦点を当ててじっくり比較検討することをオススメします!
ノマドビザがある国
これからますます増えると予想されるノマドビザの発給国。
あなたはもし長期滞在するならどこの国がいいなって思いますか?
私はイギリスが一番好きな国なのですが、残念ながらイギリスにはフリーランス向けのビザは存在しません・・・。
でも実は、ヨーロッパでもたくさんの国がノマドビザを採用しています!
一旦、ビザが取れてしまえば出入国は自由なので、住みやすい国のビザを取って、周辺国を旅行して回れたら楽しいですよね!
ということで、現時点でのノマド・フリーランス向けのビザがある国をリストアップしてみましたので、参考にしてみてくださいね。
〜アジア〜
インドネシア・タイ・マレーシア
〜ヨーロッパ〜
アイスランド・アルバニア・イタリア・エストニア・オランダ・キプロス・ギリシャ・クロアチア・ジョージア・スペイン・チェコ・ドイツ・ハンガリー・フランス・ポルトガル・マルタ・モンテネグロ・ラトビア・ルーマニア
〜中東〜
ドバイ
〜アメリカ大陸〜
アルゼンチン・アンギラ・アンティグアバーブーダ・エクアドル・キュラソー・グレナダ・ケイマン諸島・コスタリカ・コロンビア・ドミニカ・バハマ・パナマ・バミューダ・バルバドス・ブラジル・ベリーズ・メキシコ・モントセラト
〜アフリカ〜
セーシェル・ナミビア・モーリシャス・南アフリカ