こんにちは、ノマドワーカーを目指しWebマーケティングを学習中のYuzuです。
ショート動画の一大ムーブメントを引き起こした「TikTok」が、TwitterとThreadsに対抗してテキスト投稿をスタートしたとのニュースが飛び込んできましたね。
「クリエイターに新たな表現方法を提供し、より簡単にコンテンツを作成できるようになる」とアナウンスしています。
ただThreadsとの違いは、新しいSNSを立ち上げるのではなく、既存のサービス内のオプション機能として組み込んであるということ。
・一体どういうことなのか?
・どういった感じのオプションなのか?
・これは動画ブームからテキストブームへの回帰なのか?
実際に使ってみたので、使い方の説明や使用感のレビューを載せていきたいと思います。
TikTokテキスト投稿の方法
投稿の種類選択にある「テキスト」
投稿の種類を選択するセクションの、動画(3分・60秒・15秒)・写真の隣に「テキスト」と表示されているのが分かります。
あくまで通常投稿の選択肢の一つとして、テキストだけの投稿が可能になった、という位置付けです。
ストーリーズやフィードへの投稿の選択、プライバシー設定も変更できます。
実際の編集方法を詳しく見ていきましょう。
文字の装飾
テキストは、色とフォントの種類を選べます。
色は選択肢の中にある16色から、フォントも16種類から選ぶようになっています。
フォントによっては、太字にしたり背景色を付けたりといったことも可能です。(一部できないフォントもありました。)
テキスト自体をGIFのように動かしたりといった機能はないようです。
ちなみに、色とフォントは、動画投稿、写真投稿と全く同じ種類です。
音楽の選択
ちなみにテキスト投稿を選択してからずっとバックグラウンドでは音楽が流れています。
よく見ると、上部に曲名らしきものがあるので、クリック。
オススメ楽曲リストが表示されます。
虫メガネマークから楽曲を検索することも可能でした。
音楽の長さは15秒が選択されており、秒数を変えることは不可能ですが、曲の中の好きな箇所をトリミングして選択することができます。
音楽についても、動画投稿、写真投稿と全く同じ仕様です。
背景色の追加
背景の色を変えることもできますが、現時点では6種類しかありません。
あくまでテキスト投稿という位置付けなので、あまり重視されてないようです。
ステッカー&絵文字の追加
各種ステッカー、絵文字、ハッシュタグ、投票、ロケーション、メンションなども追加できます。
この仕様も、動画投稿、写真投稿と全く同じとなっています。
ちなみにこの項目から写真を追加することもできるのですが、どうせ写真を追加するのだったら、最初から写真投稿を選べばいいのでは?という感じです。
ステッカーの項目から写真を選択した場合は、写真の色味を変えたりなどの細かい編集はできません。
使用レビュー&テキスト投稿についての考察
使ってみた感想としては、あくまで投稿種類の選択肢の一つであるため、動画投稿や写真投稿と比べて限られた編集機能しかないという印象です。
動画や写真を用意し編集するということを難しく感じている方や、もっと気軽に投稿したい方に向けて、投稿のハードルを下げたという感じです。
「気軽に呟く」という意味では、往来のTwitter的な感じでもあるかもしれません。
ただ見た目や使用感としては、TwitterやThreadsとは全く異なるので、現時点では競合となることはないでしょう。
TikTokの主な狙いとしては、投稿のハードルを下げることで、投稿頻度を上げること、投稿するユーザーを増やすことではないかと思います。
現時点で投稿を見てみた感じでは、テキストをメインとした投稿は特に見当たらない状況なので、まだ往来のTikTokユーザーには重視されていないようです。
ただ、これからTwitterやThreadsのユーザー離れが加速した場合に、動画や写真メインではなくテキストメインの投稿をしたい層を取り込むことも、可能性として出てくるのではないでしょうか。